こんにちは、CMB室の藤田です。
先日、GAIQという試験を受けてきました。
GAIQとはGoogle Analytics Individual Qualificationの略で日本語ではGoogle アナリティクス個人認定資格と表記されます。
Googleのヘルプには、
Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)は Google アナリティクスの習熟度を認定する資格で、Google アナリティクス個人認定試験に合格した個人に付与されます。
と書いてあります。
試験方法はインターネットを利用したCBT形式で、設問に対し2〜5個程度の選択肢をチェックし答えていく試験です。問題数は70問、制限時間は90分で、80%以上の正解率が合格基準となります。つまり70×0.8=56点の正解が合格に必須となります。また受験料等の費用もかかりません。Google Partners プログラムに申し込み、個人プロフィールを作成すると、すぐに試験を受けることができます。
GAIQはGoogle アナリティクスを普段から使用していれば比較的簡単に合格できる試験だと言われています。私もGoogle アナリティクスは業務でよく使用しているので、まあなんとかなるだろうと思っていたのですが、恥を忍んで告白すると実は3回も落ちてしまいました。簡単だと言われている試験なのになぜそんなことになったのか、苦渋の顛末を書いていきたいと思います…。
Google アナリティクスアカデミー
GAIQの勉強法にはさまざまな方法がありますが、私はGoogle アナリティクスアカデミーのYouTube動画を見るところからはじめました。セクションごとに2〜10分程度のレッスン動画が数十本あり、ジャスティンというおっちゃんが流暢に喋っているのを見て理解を深めていきますが、すべて英語です。しかしそこは天下のGoogleさん、世界各国の言語で字幕が付いているので(とりあえず)安心です。
最初の受験
2016年4月某日、レッスン動画も見たことだしいざやってみるかと最初の受験に挑戦。結果54点(77%)でした。惜しい。あと2点。まあ最初は腕試しだし無料だしいいんですよ別に泣いてなんかいませんよ明日から本気出しますよ…という言い訳がましい心持ちで不合格を正当化。まあでも次は受かるだろうと根拠のない自信で軽く考えていました。ちなみにGAIQは再受験まで1週間の期間を必要とします。
2度目の受験
2016年5月始めのある日、ほとんど準備せず2度目の受験に挑戦。結果52点(74%)でした。おかしいな前回より点が下がったではないか眠かったせいだ仕方がない次こそはがんばろう〜…まあなんだ、どうもこれは本腰を入れないといかんぞと思い始めます。最初の受験とほぼ同じ問題が出題され、体感では3割程度の問題が入れ替わった印象でした。今回は後で問題をチェックしようと思い画面をキャプチャしていました。
3度目の受験
さらにまた1週間後の2016年GWが開けたころ、3度目の受験に挑戦。前回の問題をすべてチェックしGoogle アナリティクスのヘルプを読みあさるなど万全を期したつもりでした。しかし結果44点(62%)。それもそのはず、今回から問題がごっそり切り替わるという事態。しかも難易度がアップ。なすすべもなく叩きのめされました。
4度目の正直
2016年5月吉日。次は入念に対策を練ろうと思い、12日間の準備期間を経て受験しました。結果64点(91%)。やっと、やっとの合格です!
感想
Google はGAIQの答えを公表していないので答え合わせは難儀しました。個人でGAIQの問題を解説しているサイトもありますが、どうみても間違った答えを述べているサイトも少なくはありません。さらに新問題は世間的にも浸透していないのかインターネットで検索してもまったく出てこなかったので英語の問題文を検索してみたりしました。そういえば、合格した4度目の受験と3度目の受験は問題の順番が入れ替わっただけでぴったり70問ユニークな問題でした。何度も受験したことによりGoogle アナリティクスの知識が深まったことだと思いますので結果的によかったのではないでしょうか(前向き)…。